旅行に欠かせないのが、飛行機ですよね。
本日は、民間航空記念日だそうです。
国内の場合には、新幹線や自動車やバスを利用できます。
もちろん海外旅行も船を利用することもできます。
また、金持ちの人や会社では、自家用飛行機の利用も可能ですが、
一般的には、民間飛行機を利用しています。
日本では、JALとANAの民間航空機会社があります。
調べてみると民間航空機会社の発足には面白い史実があるようですね。

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第二次世界大戦で敗北した日本は、連合国より軍民問わず、航空機を運用することを禁止されていた。
当時は模型飛行機でさえ飛ばしてはいけなかったという。
そして、この日にようやく民間旅客機の定期路線が就航した。
ただし、実際には日本航空は営業面だけを日本側が担当し、実際の定期路線運航はアメリカのノースウエスト航空が操縦士つきで担当した。
この時に使われたのが、アメリカの航空機・マーチン2-0-2型機であった。日本航空では5機を運航し、「すい星」「きん星」「か星」「もく星」「ど星」の太陽系の惑星に由来する愛称が付けられた。
しかし、わずか半年後の1952年(昭和27年)4月9日に「もく星号」が伊豆大島の三原山に墜落し、乗客・乗務員37名全員が死亡するという大事故が発生した。
この事故を受けて、マーチン2-0-2型機は全機返却された。軍事機密もあり、この事故の原因は不明のままである。
こんな歴史があったとは知りませんでしたね。
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民間航空記念日は、毎年10月25日です。
1951年10月25日に、戦後初の国内民間航空会社として日本航空が、1番機の「もく星号」で東京~大阪~福岡間の運航を開始したことに由来します。
制定の経緯
民間航空記念日は、1959年に日本航空が制定しました。
日本航空の創立30周年を記念して、日本の民間航空の発展を振り返り、その意義を広く国民に知ってもらうことを目的としています。
民間航空の歴史
日本における民間航空の歴史は、1919年に日本飛行機が大阪と東京を結ぶ定期便を開設したことに始まります。
その後、1920年代から1930年代にかけて、民間航空会社が相次いで設立され、国内線や国際線の運航が拡大しました。
しかし、第二次世界大戦の勃発により、民間航空は戦時体制に組み込まれ、軍事輸送に従事することになりました。
戦後は、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)により、民間航空の運航が禁止されました。
1951年、GHQの占領が終了したことにより、民間航空の運航が再開されました。
日本航空が1番機の「もく星号」で東京~大阪~福岡間の運航を開始したことは、日本の民間航空にとって大きな転機となりました。
その後、日本の民間航空は急速に成長し、現在では世界でも有数の規模を誇っています。
民間航空の役割
民間航空は、人や物資を運ぶための重要な交通手段です。
国内線では、遠隔地を短時間で移動することができるため、ビジネスや観光などの活性化に貢献しています。
国際線では、海外との交流を促進し、日本の経済発展に寄与しています。
民間航空は、私たちの生活に欠かせない存在となっています。