虎ノ門ニュースやニュース女子の司会等で有名な上念司氏の
「経済で読み解く日本史」の文庫版5巻セットを購入しました。
「日本国紀」を発端として、日本史を従来の歴史観と異なる視点から見直しています。
この5巻のシリーズもその自分なりの歴史観の見直しの一環として購入しました。
飛鳥新社 (2019-05-24)
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シリーズの構成は
- 室町・戦国時代
- 安土桃山時代
- 江戸時代
- 明治時代
- 大正・昭和時代
以上の時代区分となっています。
どこから読み始めるかは読者の自由ですが、
私は、「大正・昭和時代」からスタートしました。
この時代の歴史は、学校では学期末でほとんど学んでいません。
第二次大戦の末期から終戦後の時代を生きてきた自分がこの時代の歴史を詳しくは知りません。
一期間を生きてきたにも関わらず歴史観という視点で見直して来なかったからです。
人生100年時代になって、私自身の人生もこれからも続きます。
何歳まで行き続けることができるのかわかりません。
バブル景気の真っ只中で現役として過ごした頃を思い出しながら、読み解いています。
著者が述べているように、「本シリーズの一貫したテーマは
「人々は経済的に困窮すると、ヤケを起こして、普段は見向きもされない過激思想に救済を求める」」ということです。
過去の戦争の歴史を振り返り、現在の覇権争い状況を踏まえて考えさせられることが多いと思います。