米国の中間選挙で下院で共和党が過半数を確保。
当初の予想では、「大きな赤い津波」が来るということで、共和党の大勝利が期待されていたが結果はそうではなかった。
上院では、民主党優位、下院でなんとか過半数を確保という結果となっている。
これで、民主党のバイデン大統領、下院の共和党でのねじれが生じた。
しかし、
上院では民主党が過半数を確保しているため、政権運営は混乱を招きそうである。
下院で共和党が勝ったことで、予算編成に共和党の協力が必要となる。
また、下院での前任のトランプ大統領の国会議事堂乱入事件の特別委員会の解散、
新たにハンターバイデンの疑惑追求のための委員会が立ち上がることになる。
これとは、別件で前任のトランプ大統領が2024年の大統領選挙に立候補することを宣言しており、米国の政治勢力争いは激化することになろう。