中東が初めて舞台となったサッカーワールドカップ(W杯)がペルシャ湾岸の小国カタールで11月20日開幕した。
この大会に日本代表も参加している。
決勝戦に参加するためには、一次リーグで勝ち抜く必要がある。
ドイツ コスタリカ スペイン との四カ国で一次リーグでの争いとなっている。
この初戦のドイツとの戦いで、勝利しました。
世界の83%は日本敗戦と予想していました。
しかし、嬉しいことに予想は外れました。
日本が前半戦で一点をとられたものの、
後半戦で、一点確保し同点に追いつき、
更に、2点目を入れた。
あと、7分。耐えろ!
Fox が何度もこのゴールを再生していた。
あの二点目は針の穴を通すようなゴールでした。
前半戦の戦いでは、ドイツ側にボールを支配されて続けて、
これでは無理かとおもっていました。
ところが、後半戦になると流れが変わってきました。
どう見ても、身長、体格、ボール支配能力はドイツが勝っています。
このドイツを相手に、日本チームが唯一どこにも負けないのは団結力といわれています。
この団結力と戦略的な選手の起用が勝因と思われます。
勝利の笛が鳴り響くと、スタジアムの半分ほどを占める日本サポーターの大歓声が響き渡りました。
90分を戦い抜いた選手は芝をたたき、何度も両こぶしを掲げていました。
日本は初戦で、W杯で4度の優勝を誇るドイツに2-1で大金星を挙げたのです。
森保監督の采配が見事に的中したのです。
0-1で迎えた後半開始からMF久保に代え、DF冨安を投入。
最終ラインを3バックにして、前線の人数を増やした。
敵陣深く押し込むシーンが増え、ドイツに攻め込まれた前半とは別のチームになって主導権を握ったのです。
指揮官は後半途中から三笘、浅野、堂安、南野と攻撃的な選手を、迷わず、次々とピッチに送り込んでいきました。
大仕事をしたのは、途中出場の面々でした。
0-1の後半30分、
左サイドを崩した流れから堂安が同点ゴールを決めると、
8分後には浅野が豪快な逆転ゴールを突き刺したのです。
その後は、ドイツの猛攻を遠藤や吉田を中心にしのいで勝利をキープできたのです。
初の8強入りで「歴史を変える」と意気込む森保ジャパンが最高のスタートを切りました。
更に、初戦に勝利しただけでなく、サポーターのマナーに関しても称賛を受けています。
サポーターの文化もW杯を良きものとすると報道しています。
ドイツ相手の勝利に歓喜しながらも、現地で日本代表を応援したサポーターたちはスポーツ観戦のマナーも忘れてはいなかった。
今ではワールドカップのたびに注目が集まるが、今回のドイツ戦後も日本のサポーターたちはスタジアムで出たゴミを回収。
その冷静さとマナーには英『BBC』も脱帽している。
日本人を世界にアピールするチャンスとも言えます。