BardはGoogleが開発した対話型AIで、大規模言語モデルLaMDAがベースになっています。

Bardは2023年3月21日にアメリカとイギリスで提供が開始されました。
Bardは幅広いプロンプトや質問に対し、人間っぽいテキストを生成してコミュニケーションをとることができます。
たとえば実際起こった出来事の概要を述べたり、記事を書いたり、詩や歌、エッセイ、小説、コードなどを書いたりすることもできます。
Bardは5月11日から日本語と韓国語に対応しました。
Bardの使い方はGoogleアカウントにログインしてbard.google.comにアクセスし、「Join waitlist」ボタンを押してウェイトリストに登録することから始まります。
その後、メールで通知が来たらBardにアクセスしてプロンプト入力画面に進みます。
Bardの回答には「いいね」「よくないね」のボタンがあり、良し悪しのフィードバックができます2。
また、「View other draft」を押すと別の回答案も見ることができます。
Bardの回答はGoogleドキュメントに保存することもできます。
BardとChatGPTはどちらも対話型AIで、テキストの生成や言語の翻訳、質問への回答などを行うことができますが、いくつかの違いがあります。
主な違いは以下の通りです。
データ情報の違い:ChatGPTは2021年までの情報に制限されており、最新の出来事や研究には対応できません。
Bardはインターネットから最新の情報と研究を取得し、それに基づいて回答します。
検索エンジンの違い:ChatGPTはMicrosoft社が運営するBingを活用して回答に必要な情報を収集しています。
BardはGoogle検索と連動している対話型AIです。
言語モデルの違い:ChatGPTはモデルアーキテクチャGPTを使用しています。
BardはGoogleが開発した大規模言語モデルLaMDAを使用しています。
これらの違いにより、ChatGPTはテキスト生成や要約などのテキスト関連のタスクにおいて優れたパフォーマンスを発揮しますが、最新の情報を参照することができません。
Bardは最新の情報を参照した対話ができる点が特徴ですが、テキスト生成や言語翻訳はあまり得意ではありません。
どちらが優れているかは、使用目的やニーズによって異なるでしょう。
BardとChatGPTは利用料金が異なります。
Bardは無料で利用できますが、ChatGPTは無料版と有料版があります。
無料版は月に1000回までの質問に対応できますが、有料版は月額20ドル(約2,700円)で無制限に質問できます。
また、有料版ではより高度な言語モデルであるGPT-4を使用できます。
どちらを選ぶかは、利用頻度や目的によって異なるでしょう。
ChatGPTには無料版と有料版がありますが、主な違いは以下の通りです。
モデルの進化版の利用:無料版ではGPT-3.5というAIモデルが利用できますが、有料版ではGPT-4という最新のAIモデルも先行利用できます。
GPT-4はGPT-3.5よりも回答の正確性や創造性が向上しています。
API使用制限の違い:無料版では月に1000回までの質問に対応できますが、有料版では無制限に質問できます。
また、無料版は一度に1つの応答を生成することができますが、有料版では一度に複数の応答を生成できます。
応答速度:無料版ではサーバーの混雑によって応答速度が低下することがありますが、有料版では優先的なアクセスが提供され、応答速度が高速化されます。
価格:無料版は0円ですが、有料版は月額20ドル(約2,700円)です。
どちらを選ぶかは、利用頻度や目的によって異なるでしょう。
ChatGPT Plusに登録するには、以下の手順を踏む必要があります。
①まず、Open AIのアカウントを作成します。
②Open AIのサイトにアクセスして、メールアドレスとパスワードを入力してサインアップします。
③ChatGPTにアクセスします。
無料版のChatGPTにアクセス後、左のメニューバーにある「Upgrade to Plus」をタップします。
すると、ChatGPT Plusのプランの詳細が表示されます。
ここで「Upgrade Plan」をタップします。
④最後に、支払い方法を入力して、購入ボタンを押します。
これでChatGPT Plusに登録が完了です。
以上がChatGPT Plusに登録する方法です。
登録後は、最新のAIモデルであるGPT-4やプラグイン機能など、高度な機能を利用できるようになります。
