元号が平成から令和に変わりました。
テレビでは、平成から令和への転換のための儀式が中継されていました。
伝統の儀式を踏襲するとはいいながら、この準備と関連儀式のリハーサルに
相当の時間と費用が費やされたことでしょう。
ある意味、不可思議というか、伝統的な儀式の形式主義に驚愕の念を禁じえません。
伝統的な儀式の演出を再現しているのだとは思いますが、
ある意味において、無駄のような儀式もあるように思われました。
生前退位と崩御退位と即位の儀式が異なるとは思われますが、
退位の儀式と即位の儀式が別々行われるのも若干の違和感を覚えるのは私だけでしょうか。
一般の会社や家庭での儀式とは、全く異なる概念であることだけは確かです。
生前退位ですので、同時の儀式で一回で済むのではなかろうかと考えるのは、
素人の野次馬の意見なのでしょうね。
この儀式への参加する皇族の車での移動も追跡中継放送していました。
住居から皇居への出入りを沿道に複数台のカメラを設置して、
生中継でトレースしていました。
沿道には、多くの国民が並んで行き来を見守っていました。
皇族方は、衣装を着替えて、何遍か、住居と皇居を行き来していたわけですが、
この陰で、警備や交通整理の方々も大勢動員されていました。
勿論、これらの関係者には10連休はありません。
準備段階から、本番までのご苦労は大変なものであったと思います。